中国・ラオス鉄道の利用旅客数が4000万人突破

2024-09-30 15:50:23  CRI

 中国鉄路昆明局集団によると、中国・ラオス鉄道は運行以来30日までに、旅客列車5万8700本を運行し、世界101の国と地域から旅客約28万2000人が乗車し、利用旅客総数は計4000万人を上回りました。地域経済の発展と世界の人的・文化的交流を促進する架け橋になり、鋼鉄のシルクロードとして、時代の魅力を放っています。

 同鉄道は総延長1035キロで、営業開始以来高効率と利便性、沿線の豊かで多彩な民族文化、美しい景色と美食で、中国と東南アジアを結ぶ「黄金の路線」となり、国内外から多くの観光客が訪れています。

 同鉄道の沿線各駅と列車には、言語翻訳機が設けられ、車内では中国語、ラオス語、英語の3カ国語で旅行情報が提供されています。

 同鉄道は、異なる国や年齢層の旅行客が乗車する際の支払いニーズに応えるため、沿線各駅に外国人旅行客が切符を購入するための専用窓口を設け、ATMやPOS端末の利用が可能となり、高齢者や外国籍乗客に便宜を図っています。車内には電子血圧計もあり、旅客がいつでも健康状態を把握することができ、旅行の便宜を提供しています。

 中国南西部にある雲南省西双版納(シーサンパンナ)からラオスまでは、日帰り往復が可能です。現在では、1日平均約5万人が中国・ラオス鉄道を利用しており、異なる国籍、肌の色、言語、文化を背景とする乗客らは安全、高効率、快適、便利な列車に乗車し、時代の進歩に伴う人々の生活の向上がもたらす素晴らしい体験を味わっています。(殷、榊原)

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