北京
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23/19
国家郵政局が発表したデータによると、全国の宅配便業の今年に入ってからの収入が29日までに1兆元(約20兆円)を突破しました。中国の宅配便の年間業務収入は2021年に初めて1兆元を超えて以来、急速な伸びを保っており、今年は昨年より1カ月半近く早く1兆元の大台を突破しました。
先日、越境電子商取引(EC)による小包や電子部品など50トンの貨物を満載した宅配貨物便が中国東部沿海の浙江省杭州市蕭山空港からハンガリーの首都ブダペストに向かいました。これらの貨物は6~12時間で中欧・東欧地域に届けられ、24時間以内にEU全域に配送されるということです。
現在、中国では「ハブ+チャンネル+ネットワーク」の現代的な配送サービスネットワークシステム構築が進められ、総合交通輸送システムとの積極的な一体化を図って全国をカバーし、農村部に深く入り込み、世界に通じる郵便宅配サービスネットワークがほぼ構築されています。郵便宅配便業は200機近い貨物機、27万台以上の宅配便サービス自動車を備え、さまざまな種類の41万3000カ所の営業拠点が都市と農村に分布し、さまざまな種類の3000カ所近い配送センターが毎日4億件以上の宅配便を処理しています。北斗ナビゲーション、5Gテクノロジー、人工知能が速達業務のさまざまな段階に絶えず組み込まれて効率を高め、コストを下げています。緊急便、エコノミー便、大型便、コールドチェーン、都市内配送などの多元化された郵送サービス業務は、徐々に差別化と個性化のニーズを満たしています。(藍、坂下)
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