習主席 中国の特色ある民族問題解決の道の意義を強調

2024-09-29 14:56:17  CRI

 新中国成立75周年の国慶節を目前にした27日、中国の習近平国家主席は民族の団結・進歩のための事業に際だった貢献をした模範的な集団と個人に表彰証書を授与し、談話を発表しました。

 習主席は談話の中で、「中華民族は五千年余りの文明史を持つ偉大な民族であり、各民族は共に祖国の広大な領域を開拓し、統一された多民族国家を築き上げ、輝かしい中華文化を創造し、偉大な民族精神を育て上げた」と指摘しました。

 その上で、「中国共産党は創立以来100年余りにわたって、中国の特色ある民族問題を創造的に解決する道を歩んできた。この道が完全に正しいことは実践が証明している」と強調しました。

 習主席は表彰大会で、「中華民族は各民族がザクロの種のようにしっかりと抱き合うことを促進し、より包容力のある、強く結束した運命共同体となるよう推進しなければならない」と明確に表明しました。

中国北西部の甘粛省張掖市、草原でショートニングを作る実演を行う裕固(ユグル)族、蒙古族、チベット族の人々

 中国は民族地域の経済発展を促進するため、一対一でペアを組む形の対口支援、人口が比較的少ない民族の発展への支援、少数民族の特色ある村・鎮の保護と発展など、一連の政策措置を制定し、実施してきました。内蒙古、広西、チベット、寧夏、新疆の5つの自治区と少数民族が多く住む貴州、雲南、青海の3つの省では、全体的な経済成長率が何年も連続で全国平均の成長水準を上回り、住民の1人当たり可処分所得も大幅に伸びています。

 なお、中国の少数民族の発展に際だった貢献をした模範的な集団と個人を表彰するため、中国国務院は1988年から現在まで、5年ごとに全国民族団結進歩表彰大会を開催しています。(Yan、坂下)

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