北京
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王毅外交部長は現地時間27日、米国ニューヨークでの国連総会開催期間中に招きに応じ、グテーレス国連事務総長と会談しました。
王部長は、習近平国家主席からグテーレス事務総長への親切な挨拶を伝えた上で、国連の未来サミットが成功裏に開催されたことを祝い、「採択された成果文書『未来のための協定』は大多数の国の共通の願いを体現し、多国間主義の理念を貫徹するものだ。中国は今後も国連と協力を強化し、世界平和と発展事業を推進し、『未来のための協定』に描かれたビジョンを現実に変え、人類のためにより素晴らしい未来を切り開いていきたい」と述べました。
また、王部長は「国際情勢がより複雑化し、世界的なリスクと課題がより深刻になるほど、国連がその権威を守り、核心的役割を発揮することが重要になる。中国は国連の活動を全力で支持し、国際金融構造改革を支持するとともに、国連が人工知能のグローバルガバナンス問題で主導的役割を果たすことを支持する。また、国連がウクライナ危機の政治的解決を積極的に推進し、ガザ地区での衝突を鎮静化し、国際平和と安全をよりよく維持することを支持する」と語りました。
グテーレス事務総長は、中国の長期にわたる国連に対する支持、特に未来サミットの成功に向けた積極的な貢献に感謝を示した上で、「『未来のための協定』の採択は容易なことではなかった。各方面が約束を行動に移し、共同で実現に向けて取り組むことを希望する。現在、グローバリゼーションは分裂のリスクに直面しており、各方面は共に保護主義に反対していかなければならない」と強調しました。
王部長は同日、キューバ、エジプト、ペルーの外相とそれぞれ二国間会談を行い、アフガニスタン問題をめぐる第3回中国・ロシア・パキスタン・イラン4カ国外相非公式会議などに出席しました。(ミン・イヒョウ、NARUMI)
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