北京
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王毅外交部長は現地時間27日、米国ニューヨークでの国連総会開催期間中に、湾岸協力会議(GCC)諸国の外相と集団会談を行いました。会談には現任の輪番議長であるカタールのムライキ外相や、次期輪番議長のクウェートのヤフヤ外相、サウジのファイサル外相、GCCのブダウィ事務総長らが出席しました。
王部長は、「中国は湾岸協力会議(GCC)諸国との関係を非常に重視しており、GCC諸国と意思疎通を強化し、相互の核心的利益にかかわる問題で引き続き相互支持を固め、経済貿易、エネルギー、投資、イノベーションなどの分野での実務協力を深く着実に推進し、人的・文化的交流を拡大し、自由貿易協定を早期に締結することで、双方の戦略的関係をより一層充実させ、双方の人民にさらなる幸福をもたらすことを望んでいる」と述べました。
GCC諸国の外相らは、「GCC諸国と中国の関係は順調に発展しており、第1回中国・湾岸協力会議は成功裏に開催されており、双方関係の発展のための計画が示された。GCC諸国は中国とともに、第1回中国・湾岸協力会議で達成された共通認識を着実に実行し、経済貿易や金融、投資、エネルギー、航空宇宙、人工知能(AI)、気候変動などの分野での協力を強化したいと考えている。また、自由貿易協定を早期に締結し、文明間の対話と人的・文化的交流を強化し、GCC諸国と中国の関係のより大きな発展を推進していきたい」と示しました。(まげつ、NARUMI)
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