北京
PM2.577
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中国の山東航空が発表したところによりますと、25日午後、重症の腸閉塞を患った2歳児が中国中部の湖北省武漢市で手術を受ける必要がありましたが、家族は航空券を購入できなかったため、その日のうちに幼児を武漢に搬送して治療を受けさせるため山東航空に協力を求めました。要請を受けた民間航空山東航空管理支局は調整作業を実施し、SC8883便に優先権を与え、航路の直行を認めました。山東航空は直ちにスケジュール調整・連絡グループを設立し、同便の運航に全面的な保障を提供しました。
午後6時50分、幼児を搬送する医療救急車が済南空港に到着しました。済南空港は安全検査のグリーン通路を開放して幼児と家族に安全検査を実施した後、空港のスタッフが救急車を誘導して直接駐機場に入りました。午後8時7分、飛行機は順調に離陸し、乗務チームは客室乗務員がフライト中幼児のために全面的な世話を提供するよう手配しました。
済南空港に到着した幼児と家族
多部門による統合的保障の下、SC8883便は定刻より21分早い午後9時19分、武漢に到着しました。幼児は26日午前5時ごろ、武漢同済病院光谷院区で順調に手術を終えたとのことです。(藍、榊原)
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