北京
PM2.577
23/19
中国外交部の林剣報道官は27日の定例記者会見で、中国とブラジル、その他の志を同じくするグローバルサウス(世界中の発展途上国)諸国が間もなく、「ウクライナ危機平和の友」を設立することについて、「客観的かつ理性的な声を発し、ウクライナ危機の政治的解決に建設的な役割を果たすことを目的とする」と述べました。
林報道官はまた、「ウクライナ危機は長引いており、激化や波及のリスクが高まっていることで国際社会では懸念が広がっている。中国とブラジルは以前に、ウクライナ危機の政治的解決に関する6つの共通認識を共同発表し、国際社会から積極的な反響と支持を得た。最近では、和平の促進や対話の呼びかけが国際的に増えている。グローバルサウスの多くの国々もこれに賛同し、積極的に和平の雰囲気を醸成し、条件を整えるために協力している。中国とブラジル、その他の志を同じくするグローバルサウス諸国が共同で『ウクライナ危機平和の友』を設立することは、中国とブラジル、およびグローバルサウス諸国が平和を求める努力の一環だ」と説明した上で、「『平和の友』は閉ざされたグループではなく、開かれた場である。『平和の友』は平和のために生みだされるものであり、国際社会から歓迎されるべきだ」と述べました。(オウギ、鈴木)
KANKAN特集