北京
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上海振華重工が建造した5500トンのダブルアーム起伏クレーン船「二航卓越」が26日、江蘇省啓東市の長江ふ頭で引き渡し式を行いました。
「二航卓越」は国内でこれまで建造された同型船の中で最も先進的な技術を採用し、起重能力が最大のダブルアーム起伏クレーン船で、全長165メートル、幅52メートル、深さ11メートル、設計喫水6.5メートル、最大起重能力5500トンです。超大型スパンの橋梁設置能力を持ち、130メートルスパンの航行不能鋼製箱桁全体を吊り上げ設置することができ、最大上昇高度は120メートルに達し、高さ制限47メートルの航行能力を備えています。船舶自体の設計喫水が小さく、浮力箱による浮力補助技術を採用しているため、浅瀬での作業能力を備えています。また、太陽光エネルギー貯蔵、高効率永久磁気モーターなどのグリーン・省エネルギー技術を採用し、インテリジェントな運行・保守管理システムと作業補助の判断システムを搭載しています。
同船は主に橋梁建設工事に使用され、水利工事や海上風力発電の分野にも使われ、「橋梁建設の宝」と呼ばれており、長江河口、珠江河口、舟山諸島、渤海湾などの沿岸水域で施工要求を満たします。(藍、榊原)
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