北京
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23/19
王毅外交部長は国連総会期間中の24日、米ニューヨークで欧州連合(EU)のボレル外務安全保障政策上級代表と会談しました。
王部長は「中国とEUの協力強化はそれぞれの発展に有利で、双方の根本的かつ長期的な利益に完全に合致し、国際社会の期待でもある。変乱が絡み合う世界に直面し、中国とEUは相互信頼を増進させ、緊密に協力し、相互尊重、相互参考して長所を取り入れ短所を補い、国際・地域情勢の安定と人類の発展・進歩の推進に貢献すべきだ。EUが戦略的自主を堅持し、外部の妨害を排除して中国・EU関係の健全で安定した発展を推進することを、中国は希望している」と述べました。
ボレル上級代表は「中国の発展は誰にも止められない歴史の流れだ。世界は中国を必要としており、EUは中国との協力を強化すべきだ。現在の世界は安定ではなく、課題が日に日に増え、衝突が多発している。各国は手を携えて対応し、平和と安全を守っていく」と述べました。
双方はウクライナ危機について重点的に意見を交換し、王部長は「中国はウクライナ危機問題で終始、客観的で公正な立場を堅持し、情勢沈静化の推進に力を入れ、平和を勝ち取る努力を放棄しない」と強調しました。(ミン・イヒョウ、柳川)
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