北京
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内蒙古自治区ウランチャブ市の「宇宙ジャガイモ」
ジャガイモは中国で小麦、水稲、トウモロコシに次ぐ4番目の食用作物で、主な産地の一つである内蒙古自治区中部の烏蘭察布(ウランチャブ)市では、本格的な収穫に入っています。
ウランチャブ市は、北緯41度に位置し、平均標高は1400メートルで、自然と気候はジャガイモの栽培に適しています。現在、栽培エリアでは収穫機が畑を行ったり来たりしています。
その中には、ほかのものとは少し異なるジャガイモがあります。それらの種子は中国の有人宇宙船「神舟14号」で「宇宙旅行」をしたことがあり、宇宙育種により短期間内に生産量が多く、早熟で耐病性が強いなどの特徴があります。
ウランチャブ市のある企業のジャガイモ革新センターの張林海主任は「これらのジャガイモの成長状況は非常に良い。4月に作付けしたものの、収穫は今月末に終わる。今年は生育が最も良く形も良いジャガイモを選び、来年も栽培選別を続けるが、このプロセスには4年以上かかる」と紹介しました。
ウランチャブ市全体のジャガイモ貯蔵能力は現在、約310万トンに達し、高基準のスマート倉庫でジャガイモを8月から来年5月まで販売しています。今年の同市のジャガイモ1ムー(15分の1ヘクタール)当たりの生産量は6000キロ以上に達する見込みです。現在の収穫の進捗を踏まえ、10月上旬には市内全域で収穫が終わる見通しです。
このニュースを見たネットユーザーから「宇宙育種のジャガイモってどんな味や食感なのか?」「おいしいの?」などの書き込みが寄せられています。(ヒガシ、柳川)
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