北京
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国家金融監督管理総局の李雲澤局長は24日の国務院報道弁公室の記者会見で、「資本市場の継続的かつ穏健な発展を引き続き支持していく」と示しました。
李局長は、以下の3点を述べました。
第一は、保険資金の長期投資に関する試験的改革を拡大し、条件を満たしたその他の保険機関によるプライベート・エクイティ・ファンド設立を支持し、資本市場への投資をさらに強化することです。
第二は、保険会社が評価・査定システムを最適化するよう監督・指導し、保険資金が長期的な権益投資を行うことを奨励・指導することです。
第三は、資産運用会社や信託会社に権益投資能力の構築を強化するよう奨励し、より多くの長期権益商品を発行して積極的に資本市場に参与し、複数のルートでペイシェント・キャピタルを育成し拡大することです。
紹介によると、国家金融監督管理総局は先頃、国務院の同意を得て、中国人寿と新華人寿が共同で投資用保険資金調達のためのプライベート・エクイティ・ファンドを設立するパイロットプロジェクトを実施するよう働きかけました。同ファンドの登録資本金は500億元(約1兆191億6500万円)で、既に順調に投資運営を始めているとのことです。(張、坂下)
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