北京
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「和諧使命-2024」の任務を遂行している中国海軍の医療船「和平方舟(平和の方舟)」は現地時間22日、コンゴ共和国への再訪問を終え、ポワント・ノワール港ふ頭を出港しました。
7日間にわたる訪問期間中、「和平方舟」は地元の人々、地元駐在の中国各機関の人員、華人や華僑らに医療サービスを提供し、延べ4400人余りに対する診療、延べ2300人余りに対する補助検査の実施、手術127例の成功、入院患者22人の収容と治療により広く称賛されました。地元の7歳の男の子はせきを繰り返し、小児科医の蔡騰広氏は検査の結果、気管支ぜんそくと判断し、数日間のネブライザー治療を経て、男の子の症状は明らかに改善しました。
また、コンゴ共和国での診療期間中、海軍の医療船内科チームは経皮甲状腺細針穿刺術を初めて実施し、地元の53歳の甲状腺嚢胞内出血患者を治療し、手術の苦痛や手術による合併症のリスクを回避することができました。
それと同時に、医療船は専門家を派遣して現地の病院に赴き、現地の医師と協力して現地の重症患者に対する共同診療を展開したほか、国際的な最先端の医学理念や技術に関する相互交流や経験共有もおこないました。コンゴ共和国を離れた後、「和平方舟」は予定通り、今回の任務の8番目の目的地であるガボンに向かいました。(藍、榊原)
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