北京
PM2.577
23/19
外交部の林剣報道官は18日の定例記者会見で、欧州連合(EU)が中国製電気自動車(EV)への補助金関連の調査を行うことに関連する記者の質問に答えて、「EUが誠意と行動により、中国側の合理的な関心と提案を真剣に考慮することを望む」と述べました。
林報道官はまた、「私が強調したいのは、この調査は典型的な保護主義と政治主導の行為であり、客観的事実を無視し、世界の貿易ルールを顧みず、歴史の流れに背き、EUのグリーン転換のプロセスと世界の気候変動への取り組みを損ねるものであることだ」と述べた上で、「中国は一貫して最大の誠意をもって、対話と協議を通して問題を解決することに尽力し、柔軟な解決策を提出した。一方でEU側は、対話を通じて意見の相違を解決したいと主張しつつも、中国側の提案を絶えず拒否し、具体的な対案の提示もしていない。欧州委員会が独断専行するならば、中国は必要な措置を取って中国企業と産業の合法的権益を断固として守っていく」と強調しました。(藍、鈴木)
KANKAN特集