中国ファン、福岡ファイナルのチケット販売日9月18日に抗議　WTTが謝罪

WTTの謝罪文全文

　卓球のワールドテーブルテニス（WTT）は北京時間の15日、福岡ファイナルのチケット販売日を9月18日と発表したことについて、謝罪しました。 

　WTTによりますと、WTT国際コンペティション部門は15日朝、英語のソーシャルメディアで福岡ファイナルのチケット販売日を発表しましたが、国際コンペティション部門および外国籍の担当者がその日の背景を知らなかったため、中国のファンからの深刻な懸念と抗議を招いたことについて深く謝罪しました。WTTは中国の人々の感情を損なういかなる行為に対しても一切容赦しないという態度をとっており、現在、福岡ファイナルのチケット販売を一時停止し、内部で調整した後、新たなチケット販売日を発表する予定とのことです。

　WTTは、設立以来、常に世界の卓球の発展のために尽力しており、世界中のファンからの支持と注目に感謝していることを強調し、今後も監督を受け入れ、ファンと共に卓球の発展に貢献していくとしています。

　WTTファイナルズは、2024年11月20日から24日まで、福岡県北九州市立総合体育館で開催されます。

　1931年9月18日夜、日本の関東軍の指揮の下、鉄道「守備隊」が瀋陽柳条湖（りゅうじょうこ）付近の南満洲鉄道の線路を爆破し、中国軍に罪をなすりつけました。日本軍がこれを口実に瀋陽の北大営を砲撃したことは「九一八事変」として知られていますが、これは日本が中国東北で故意に中国侵略戦争を引き起こしたもので、日本帝国主義の中国侵略の始まりとなりました。（HJ、坂下）