北京
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今日(17日)の夜8時から、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の特別番組「2024年中秋節の夕べ」が全世界に向けて放送されます。
この番組は、旧暦8月15日(新暦では、今年は9月17日)の、中国の伝統的祝日・中秋節に合わせて放送するもので、「月の出」「月華」「月明」の3つの章で構成されます。革新的な芸術表現、歌、踊り、戯曲、器楽演奏などによって、中国文化の情緒と美しさが生き生きと伝えられます。
番組の特徴の一つは、出演者たちの衣装です。刺繍、チャイナボタン、立て襟、斜め襟など細部にまでこだわり、中国の伝統衣装と現代の美意識・文化的知見・国際観を巧みに融合させています。
また、人工知能(AI)などの技術が、悠久の歴史を持つ中国の文化財の数々に、新たな生命を吹き込みます。舞台となる遼寧省の省博物館が所蔵する、北宋時代(960〜1127)の徽宗皇帝趙佶「瑞鶴図」の巻、清代(1616〜1911)の王原祁「西湖十景図」の巻、元代(1271〜1368)の青花松竹梅紋八稜缶、唐代(618~907年)の「かんざしを付ける女性の図」の巻、敦煌莫高窟第407窟の「耳を重ねる3匹の兔の図」などが、特別な形で登場する予定です。
9月17日午後8時、CMGの「2024年中秋節の夕べ」は傘下の各テレビチャンネルや放送周波数、新メディアプラットフォーム、および全国のパブリックスクリーンで同時放送されます。また、CMG国際ビデオ通信社は、米国のODK メディアとAMTV(アメリカン・マルチメディア・テレビ)、EZTV(ヨーロッパ・チャイナTV)、チャイナ・アラブ・テレビ、ケニアのスウィッチテレビなど多くの国の主流メディア、および一部の香港・マカオメディアを通じた同時生中継を実施します。(藍、謙)
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