北京
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沙漠螃蟹(shā mò páng xiè)砂漠のカニ
【意味】
中国北西部新疆ウイグル自治区の砂漠付近の湖などで養殖されるカニです。
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秋風が吹き始め、中国人がカニを食し菊をめでる季節になりました。9月の初め頃からは、中国北西部新疆ウイグル自治区の砂漠付近の湖などで養殖されるカニが市場に出回り、多くの消費者の人気を集めています。
タクラマカン砂漠の縁に位置する新疆の和田(ホータン)県あたりは、崑崙山の雪解け水など、水資源にも恵まれています。データによると、新疆には面積約76万ヘクタールに及ぶ内陸性の水域があり、そのうち魚やカニの養殖に適した水域の面積は34万ヘクタールで全国でも第4位となっています。
それに、和田の砂地はアルカリ性なので、植物の生育(せいいく)には適していないが、水産物の養殖に必要な塩分や養分が豊富に含まれているということです。今では、大きな海水養殖施設もできていて、砂漠のカニの他にも、いろいろな「海産物」の養殖をするなど、現地の農家の生活を豊かにする方法を模索しています。
面積の広い湖や貯水池を利用したものがメインです。今は水域面積が200ヘクタール以上で、かつ養殖の条件を備えたすべての貯水池で、カニが養殖されています。その他にも、水田や池でも養殖が行われています。新疆水産科学研究所によると、現在、新疆でカニを養殖している拠点は数十カ所に達しています。
新疆では春に東部の江蘇省などから稚ガニを仕入れ、4カ月余りの養殖期間をかけて、8月末から9月初めにかけて集中的に出荷されます。
カニのほかに、デンマークから卵を輸入して新疆で孵化(ふか)して育てたサーモン、クルマエビやバナメイエビ、アイヅユキマス、などの新鮮な水産物が次々に市場に出荷され、これから販売シーズンを迎えます。
【使い方】
转给吃货小伙伴!新疆一大批沙漠螃蟹上市
(グルメのみなさんにお知らせ 大量の新疆産の砂漠のカニが販売開始)
沙漠养螃蟹化身“水生态长廊”
(砂漠がカニ養殖により「水の生態回廊」に変貌)
见过沙漠骆驼!吃过沙漠螃蟹吗?
(砂漠のラクダを見たことはある では砂漠のカニを食べたことは?)
(担当:謝東&鳴海美紀)
KANKAN特集