北京
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大学の指導層が学生寮に1週間入居し、学生1300人の「新居」に体験宿泊したことが話題となり、好評を博しています。
これは中国南東部沿海地域に位置する浙江工商大学での出来事でした。2日から7日にかけて、同大学の校長は指導層全員を率いて、補修や改善を終えたキャンパス内の学生寮に1週間体験入居しました。同キャンパスの飲食、居住、外出などの生活環境を体験することで、全体の環境整備をチェックしました。
体験宿泊を実施した理由は、同キャンパスが久しぶりに再整備されたためで、学生寮、教室、運動場、食堂などの施設のアップグレードが完了したばかりです。大学指導層が事前に体験宿泊したのは、補修改善後の状況を把握し、学生の代わりにチェックするためです。
このことについて、「体験宿泊」はショーではないかという声も上がりましたが、指導層が実際に入居して学生の学習生活施設を全般的かつ責任を持って理解しようとすることは称賛に値すると言う人もいました。
現代の若い学生は、学校のサービスの質と細部をより重視するといわれます。学生らは褒めたりツッコミを入れたりするため、学校も時とともに改善し、学生本位でより行き届いたサービスを提供することが求められるだろうとの声が上がっています。(閣、榊原)
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