北京
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中国南部にある広西科学院、広西海洋科学院海洋哺乳動物研究チームは15日午前、広西チワン族自治区の北部湾にある最大の島――涠洲島付近の海域でニタリクジラの調査を実施し、同島南西海域で親子を含む8頭のニタリクジラと遭遇しました。海洋哺乳動物研究チームの過去6年間の調査によりますと、毎年中秋節前後になると、ニタリクジラが北部湾に来て捕食し、子育てしていたとのことです。
涠洲島海域は中国近海で1980年以降に発見された安定した大型クジラの捕食場所です。広西科学院によりますと、研究作業が進むにつれて、涠洲島海域で生活しているニタリクジラ群の個体数は、2016年の10頭前後から現在の60頭前後に増加したとのことです。よく現れる期間は毎年9月の中秋節前後から翌年4月末までです。広西チワン族自治区の北部湾海域でニタリクジラを発見したことは、この海域の生態環境が良好で、十分な餌があり、海洋環境も良好なことを示しています。(まげつ、榊原)
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