北京
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2024年中国トップ500企業サミットフォーラムが10日から11日にかけて天津で開催されました。会議では、「2024年中国トップ500企業」ランキングが発表されました。ランクインした企業の2023年の研究開発投資額は1兆8000億元(約36兆円)を超え、前年比14.89%増となりました。
今年のランク入り基準額は473億8100万元(約9490億5000万円)で、前年より3億8300万元(約76億7000万円)上昇しました。 「トップ500」の売上規模は新たな段階に上がり、総売上高は110兆700億元(約2204兆5000億円)で、前年比1.58%増加しました。平均研究開発強度は7年連続で上昇し、ランク入り企業の研究開発投資総額は総売上高の1.90%を占め、2002年以降で最高となりました。
中国工程院の院士、中国企業連合会の王基銘副会長は、「2024年中国トップ500企業の研究開発投資額が1.90%の最高値を更新し、そのうちハイエンド設備製造業と情報技術サービス業の研究開発投資額が引き続きリードしている。企業が保有する有効特許数は7.66%、発明特許数は19.67%増加した。企業は戦略的新興産業の発展において大きな進歩を遂げた」と述べました。
同会議では、「2024年中国戦略的新興産業トップ企業100社」も同時に発表され、ランク入り企業の2023年戦略的新興産業の売上高は12兆7900億元(約256兆2000億円)に達し、14.51%増加しました。また戦略的新興産業による利益は9048億1400万元(約18兆1000億円)に達し、29.53%増加しました。戦略的新興産業の企業経営全体への貢献は際立っており、売上高は37.24%、利益は40.15%を占め、それぞれ3.65ポイント、5.20ポイント上昇しました。(HJ、野谷)
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