習主席 ソマリアのモハムド大統領と会談

2024-09-06 16:06:07  CRI

 習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で6日午前、中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットに出席するために訪中したソマリアのモハムド大統領と会談しました。双方は、中国とソマリアの関係を戦略的パートナーシップに格上げすると発表しました。

 習主席は、「中国とソマリアには長い友好交流の歴史がある。ソマリアは東部アフリカの国として新中国(中華人民共和国)と初めて国交を樹立した国であり、両国の友情は試練を経たものだ。中国はソマリアと協力し、国交樹立の初心を堅持し、両国民により良い利益をもたらすために両国関係の新たな成果をさらに推し進めることを願う」と述べました。

 習主席はまた、「中国とソマリアは共に、国家の完全な統一を実現する歴史的使命を担っている。中国はソマリアが国家主権と領土の完全性と、平和的に発展していくことを支持する。双方は、互いの核心的利益と重要な関心事に関わる問題について、互いにしっかりと支持せねばならない。中国は、中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットの成果を契機に、経済と貿易、漁業、人材育成の分野における協力を強化していくことを願う」と強調しました。

 モハムド大統領は、「中国が中国アフリカ・協力フォーラム北京サミットを成功させたことをお祝い申し上げる。習主席は、人類運命共同体の構築など一連の世界的なイニシアチブを提唱された。これらは平和と発展に対するアフリカと世界の人々の共通の願いに合致するものであり、ソマリアは高く評価する。中国は習主席の指導の下で現代化強国を予定通り建設し、同時にアフリカと世界をけん引して共に発展させることを実現できると信じる。ソマリアは一つの中国の原則をしっかりと守る」と述べました。

 中国とソマリアはサミット期間中にラジオとテレビ放送に関する二国間協力文書に締結しました。(HJ、鈴木)

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