北京冬季五輪会場にラグビー専用競技場が完成

2024-09-06 15:01:34  CRI

北京2022冬季五輪張家口地区雲頂スノーパーク

 2022年北京冬季オリンピックの会場となった雲頂スノーパークにこのほど、北京大学ラグビーチームのトレーニングや試合会場として使用するラグビー専用競技場が完成しました。

 雲頂スノーパークと北京大学体育研究学部は4日、北京大学の五四スポーツセンターでラグビーに関する活動協力の調印式を行いました。両者は協力して大学生のラグビー競技により多くの活動機会を提供し、中国におけるラグビーの一層の普及を推進していきます。北京大学アメリカンフットボールチームは2021年に設立され、現在ではラグビーフットボール、アメリカンフットボール、フラッグフットボールの3チームで構成されています。

 フラッグフットボールは昨年10月、国際オリンピック委員会によって、2028年のロサンゼルス・オリンピックで新たに実施される5競技の一つに決定しましたが、中国にはまだフラッグフットボールの代表チームをありません。パリオリンピックでは、中国女子7人制ラグビーチームが過去最高の6位の成績を収めました。

 中国ラグビーフットボール協会の劉福恒副秘書長は、「中国でのラグビーの始まりは遅く、われわれは英国式の7人制ラグビーチームで、歴史は浅いが良い成績を残している」と述べ、「今後、フラッグフットボールチームも良い成績を残すことを期待している」と語りました。

 9月からは、雲頂スノーパークと北京大学ラグビーチームが共同で「北京大学ボウルラグビー招待大会、雲頂ボウルラグビーオープン」などを開催し、フラッグフットボール、ラグビーフットボール、アメリカンフットボールを網羅する多彩なラグビーイベントを展開します。雲頂スノーパークはまた、北京大学体育研究学部と共に開催する定期的なラグビー発展フォーラムや大学ラグビー連盟の結成などにより、ラグビーの普及と発展を促進するとのことです。(HJ、坂下)

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