習主席 スーダン主権評議会議長と会談

　習近平国家主席は6日、北京市内の人民大会堂で中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットに出席するために訪中したスーダンの主権評議会議長であるブルハン氏と会談しました。

　習主席は「中国は現在のスーダン情勢の進展に注目しており、スーダンが国家主権、独立と領土保全を守り、自らの手で前途と運命を切り開くことを支持している。スーダンができるだけ早く平和と安定を回復し、発展の軌道に戻り、人民が安定した生活を送れるよう希望する。中国は引き続き国連などの多国間の場でスーダンの友人のために正義を主張し、スーダン問題の政治的解決を推進するために良好な外部環境を作っていく」と強調しました。

　ブルハン氏は「スーダンは一つの中国の原則をしっかりと守り、中国の主権と領土保全を害するいかなる行為にも断固として反対している。スーダンは習近平主席が今回の中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットで発表した十のパートナー行動を高く評価し、これがスーダンが戦争の苦難から抜け出し、平和と発展を実現する上で大きな助けになると信じている。スーダンは中国と共に関連する成果を積極的に実行し、引き続き両国の戦略的パートナーシップを緊密なものにしていきたいと考えている」と表明しました。（シンエン、坂下）