北京
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23/19
中国の耿爽国連次席大使は4日、国連安保理のパレスチナ・イスラエル情勢を巡る会議で発言し、イスラエル人であれパレスチナ人であれ、拘束されているすべての人が釈放されて一日も早く家に戻れるよう、外交努力の強化を改めて呼び掛けました。
中国側は、拘束された6人がガザで犠牲となったことに痛みと同情を示した上で、民間人を標的にしたあらゆる暴力行為を非難しました。また「戦争を長引かせることで完全な勝利を得ようとするたくらみが単なる思い込みにすぎないことは、残酷な事実が十分に物語る。武力は、拘束された人の解放に有利な条件を作れないばかりか、憎しみと矛盾を激化させ、対抗をさらに激しくし、情勢をさらに不安定にさせるだけだ」と述べました。
耿氏は「この戦争はあまりにも長く続いている。安保理が関連決議の実施に向けてさらに踏み込んだ行動を取ることを支持する」と述べて、中国側の姿勢を示しました。(朱、柳川)
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