北京
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23/19
中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)の第9回閣僚級会議が3日、北京で開催されました。アフリカ53カ国の外相、経済相およびアフリカ連合(AU)や他の国際組織の代表など300人以上が出席しました。中国共産党中央政治局委員の王毅外交部長および同フォーラムの共同議長国であるセネガル共和国のファル・アフリカ統合・外務大臣、サール経済・計画・協力大臣らが共同主宰しました。会議では間もなく開催される中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットに向けた包括的な準備がおこなわれました。
王外交部長はその際、「現在、百年に一度の大変局は加速度的に進化しており、世界は新たな激動と変革の時期に入っている。中国とアフリカに代表される『グローバル・サウス』の台頭が人類の発展過程に大きな影響を与えている。今回のサミットのテーマである『手を携えて現代化を推進し、ハイレベルの中国・アフリカ運命共同体を共に築く』は、歴史的進歩の必然的な要求に応えるものであり、中国とアフリカの人々の共通の願望を反映したものである。習近平主席はアフリカ側の指導者と協力して中国・アフリカ関係発展の新たな青写真を策定し、『グローバル・サウス』の前進方向をリードする。フォーラムメンバーの共同の努力により、今回のサミットが中国とアフリカの連帯と協力を強化するもう一つの歴史的なイベントとなり、『グローバル・サウス』の現代化において新たな一里塚を築くことになると信じている」と述べました。(HJ、野谷)
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