北京
PM2.577
23/19
外交部の毛寧報道官は4日の定例記者会見で、記者から、「アフリカは長期にわたって、戦乱、飢餓、テロリズムなどによる安全保障上の課題に直面している。習近平主席は安全保障を共有する中国・アフリカ運命共同体構築の必要性を指摘した。中国が双方の安全保障に関わる協力分野において払った努力と収めた成果を紹介してほしい」との質問を受けました。
毛報道官は、「恒久平和と普遍的な安全保障の実現は中国とアフリカ人民の共通した願いである。高いレベルの中国・アフリカ運命共同体構築のあるべき姿は、安全保障問題において互いに見守りながら助け合うことだ。中国はグローバル安全保障イニシアチブを打ち出し、国連の平和維持活動に取り組み、アフリカのホットな問題解決の斡旋に乗り出している。また、サヘル地域や、『アフリカの角』と呼ばれる東部地域、アフリカ中東部、東アフリカ大地溝帯の問題をめぐる地域諸国の対話を推進し、アフリカ諸国が自らの平和・安定の維持とテロ取り締まり能力を向上させることをサポートしている。中国は幾度にもわたって、アフリカに人道主義的な食糧支援を提供し、アフリカが食糧安全保障などの非伝統的な安全保障上の課題に対応できるよう支援している」と紹介しました。
毛報道官はまた、「平和と安全は北京で開催中の中国・アフリカ協力フォーラムサミットの重要な議題の一つである。われわれはアフリカ諸国と共に、グローバル安全保障イニシアチブを実行に移し、手を携えて安全保障上の課題に対応し、共同で世界の平和と発展を促していくことを期待している」と示しました。(殷、坂下)
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