運転中に窒息寸前!原因はトランクに入れた冷たい飲料

2024-09-03 13:27:49  CRI

 上海の街で、ある男性が運転中に突然息切れしました。幸い、警察が駆け付け、男性を救急車に乗せて病院に搬送しました。

 上海市閔行区警察支局碧江路派出所は先ごろ、市民の周さんから夫の張さんが運転中に突然体調を崩し、意識不明になりそうだと通報を受けました。警察は迅速に現場に駆け付け、救急隊員と協力して車の窓を破り、張さんを救急車に乗せて病院に搬送しました。

 

 張さんの車のトランクには冷たい飲み物が入っており、ドライアイスで冷蔵されていました。ドライアイスが揮発しているため、張さんは密閉された車の中で二酸化炭素を吸いすぎて体調を崩していました。

 医師によりますと、幸いなことに救援がタイムリーで、もしそうでなければ酸欠、窒息など緊急事態が発生する可能性が高かったとのことです。現在、張さんはすでに回復して退院しました。

 ドライアイスは通常、無毒無臭の白色固体で、形状が異なります。常温常圧では二酸化炭素ガスに直接昇華し、膨張係数は約800〜1000倍であり、熱い水と接触すると大量の煙が発生します。国家応急放送(中央広播電視総台、チャイナ・メディア・グループ/CMG傘下)の緊急事態対応の放送)は、ドライアイスの用途は広いものの、その潜在的な危険性も無視できず、日常生活では突発事故を防ぎ、正しく使用する必要があると注意を呼びかけています。(Mou、榊原)

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