習主席とマラウイ大統領が会談　両国関係を戦略的パートナーシップに格上げ

　習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で3日、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットに出席するため中国を訪れたマラウイのチャクウェラ大統領と会談しました。両首脳は中国とマラウイの関係を戦略的パートナーシップに引き上げると発表しました。

　習主席は会談の中で、「中国はマラウイが自国の国情に合った発展の道を模索することを支持し、マラウイと中国式現代化のチャンスを分かち合い、マラウイの発展と建設を支援していきたい。中国はマラウイと農業、電信、インフラなどの分野での協力を強化し、中国企業のマラウイでの投資を奨励する」と述べ、マラウイと国際問題における協調と協力を強め、発展途上国の共通の利益を守りたいとの姿勢を示しました。

　チャクウェラ大統領は、「マラウイは一つの中国政策を断固として堅持し、中国が自国の核心的利益を守ることを支持している。中国・アフリカ協力フォーラムのメカニズム建設の強化を支持し、今回のフォーラムサミットを契機に、引き続き『一帯一路』の共同建設をめぐる協力を推し進め、地域の相互連結を強化し、両国の友好と互恵協力を深めることを期待している」と述べました。（ZHL、榊原）