北京
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習近平国家主席は3日午前、北京市内の人民大会堂で中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットに出席するため中国を訪れたケニアのウィリアム・ルト大統領と会談しました。
習主席は会談で、「中国とケニアの友好関係は長い歴史を持ち、民族解放の闘争の中で発展し、国家振興の歩みにおいてさらに深化してきた」と指摘した上で、さらに双方が『三つのパートナーシップ』に向けて両国の全面的な戦略的協力パートナーシップを深化させることを提案し、「一つ目は友好関係を継承し続け、互いに信頼し合う誠実なパートナーとして、互いが自国の国家主権を守り、自国の国情に適した発展の道を自主的に探求することを支援すること。二つ目はイノベーションの正しい道を守り、互恵ウィンウィンを追求する協力パートナーとして、質の高い『一帯一路』の共同建設とケニアの『2030年ビジョン』を緊密に連携させ、東アフリカの相互連結のハブと産業ベルトを構築し、デジタル経済、新エネルギー、経済貿易、貧困削減や農業支援などの分野での協力を強化すること。三つ目は自信を持ち、公平と正義を守る戦略的パートナーとして、国際および地域の問題におけるコミュニケーションと協調を強化し、手を携えて『グローバルサウス』の共同の利益を守り、地域の平和と安定を促進することだ」と述べました。
ルト大統領は今回の中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットの開催に感謝し、「これはアフリカと中国双方が将来の発展を共に模索するための重要なプラットフォームと機会を提供するものだ」と表明しました。サミット期間中、双方は融資やインフラどの分野で複数の2国間協力文書に署名する予定です。(TONG、坂下)
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