北京
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中国東部山東省済南市に位置する龍湖湿地公園で1日午前、直径17.5メートル、全長163メートル、重さ5200トンのシールドマシン「山河号」がゆっくりと回転しはじめました。中国国内で最大直径の水中シールドトンネルである済南市黄崗路黄河貫通トンネルが、正式にシールド工法を用いた掘削工事を開始しました。
△「山河号」シールドマシン
済南市黄崗路黄河貫通トンネルは、済南市の黄河を跨ぐルートの全体レイアウトにおいて重要な一環です。一つのトンネルが上下2層構造で、全長約5755メートル、トンネル長約4762メートル、うちシールドマシンを利用して掘削する区間の長さは3290メートル、掘削直径17.5メートル、双方向6車線で設計最高時速は60キロとなっています。同トンネルは完成後、済南市の中心市街地と新旧の成長エネルギー転換エリアとの相互連結を後押しし、黄河を跨ぐ済南の発展をさらに促進するとみられています。(ZHL、榊原)
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