北京
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△辰年の新春ゲーム『原神』の中の「海灯まつり」の場面
インターネット技術の進展に伴い、ネット文学、ネットドラマ、ネットゲームに代表されるネットコンテンツは中国文化の新「三種の神器」と呼ばれています。
ネット小説などを含む中国のネット文学は、東洋の美意識や考え方を取り入れて中国の物語を描いています。統計によりますと、劉慈欣氏のSF小説『三体』をはじめとする多数の中国ネット文学作品は15ジャンル、100種類以上に及んでおり、海外の読者に愛読されています。都市ファンタジー、西洋ファンタジー、東洋ファンタジー、ゲーム、SFなどが人気ジャンルのトップ5を占めています。また、2023年には海外でリリースされたオリジナルの約62万部の中国ネット文学作品が200の国と地域の約2億3000万人以上の海外読者に読まれました。そのうち、『贅婿(ぜいせい)~ムコ殿は天才策士~』『地球紀元』『大国重工』など16作品は大英図書館に収録されました。中国のネット文学作品が世界最大級の学術系図書館の中国語コレクションに収録されたのは初めてです。
ネットドラマには、従来の華流ドラマもあれば、目下流行しているショートドラマもあります。近年、唐代の長安を舞台にした時代劇『長安十二時辰』、複雑な人間性を描いたサスペンスドラマ『バッド・キッズ 隠秘之罪~隠秘的角落』、壮大な歴史時代劇『慶余年2』などに代表される中国ドラマが海外で大量にオンエアされています。データによりますと、2021年の中国ドラマの年間輸出額は5683万ドルで、2022年はそれより45.6%増の8274万ドルとなり、番組輸出総額の64%を占めました。一方、ショートドラマも各動画サイトで急速に人気を集めています。2024年2月末の時点で、40以上の中国発ショートドラマアプリが海外市場で利用されており、累計ダウンロード回数は約5500万回、アプリ内課金収入は1億7000万ドルに達したということです。
さらに、いま話題のネットゲームでは、『黒神話:悟空』や『原神』などの中国発の作品がよりクリエイティブな表現方法で世界中のゲーマーに斬新な体験をもたらしています。データによりますと、中国企業が自主開発したゲームの2023年の海外市場での実質販売収入は163億6600万ドルと、4年連続で1000億元(約20兆500円)を上回りました。(Lin、坂下)
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