东数西算(「東数西算」プロジェクト)

2024-09-02 11:05:02  CRI

东数西算(dōng shù xī suàn)「東数西算」プロジェクト

【意味】

 「東数西算」の「数」はデータ(ビッグデータ)、「算」は計算力、つまりデータに対する処理能力、計算能力を指します。

 「東数西算」プロジェクトとは、中国のデジタル経済発展戦略の一環として、東部地域で発生するデータを、西部地域で引き受けて処理・保存するという取り組みです。

【関連背景】

 2022年2月にデジタルインフラの拠点となる国家計算力ハブノードの建設がスタートしたのは、京津冀(北京・天津・河北)、長江デルタ地域、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)、成都・重慶、内蒙古自治区、貴州省、甘粛省、寧夏回族自治区の8地域です。

 中国の東部地域、特に北京や上海、広東など、経済活動が活発な地域では、膨大なデータが生成されます。今のところ、中国のビッグデータセンターの大部分は東部地域に集中していますが、土地やエネルギーなどの資源がすでに不足してきています。一方、西部地域は東部に比べると経済的にはまだ発展途上で、しかも土地やエネルギー資源に恵まれていて、特に再生可能エネルギーが豊富にあります。気温や気候もデータセンターの建設に適しているので、東部の計算力ニーズを引き受けるポテンシャルが十分にあります。

 中国国家データ局デジタル科学技術・インフラ建設司(局)の杜巍局長は7月22日、「このプロジェクトが実施されたことにより、IT(情報技術)設備製造、情報通信、基本ソフト、グリーンエネルギーなどの産業チェーンの発展が牽引され、国の総合的計算力レベルが向上した」と述べました。

【使い方】

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