北京
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中国インターネット情報センター(CNNIC)は29日、2024中国国際ビッグデータ産業博覧会の交流イベント「スマート経済のイノベーション発展」で、第54回「中国インターネット発展状況統計報告」を発表しました。それによると、中国のインターネット利用者は24年6月時点で11億人近く(10億9967万人)に上り、23年12月より742万人増えました。中国のインターネット普及率は78%に達しました。
中国で今年上半期に新たに増えたネット利用者は742万人で、10~19歳の青少年と高齢者が主でした。新たに増加したネット利用者のうち、青少年が49.0%、50~59歳が15.2%、60歳以上が20.8%を占めました。これらの新規ネット利用者がインターネットを利用する主な目的は娯楽と社交で、最初に利用したアプリはショート動画が37.3%、インスタントメッセンジャーが12.6%でした。
中国の60歳以上のネット利用者によるオンライン決済の利用率は6月時点で75.4%に達しました。また、今年上半期に海外からの入国者500万人以上がモバイル決済を利用し、前年同期比4倍増となりました。取引件数は9000万件を超え、取引金額は140億元(約2856億円)以上で、いずれも前年同期比で7倍増えました。
中国のドメイン数は6月時点で3187万件に上りました。うち国別トップレベルドメイン「.CN」の数は1956万件に達し、ドメイン数全体の61.4%を占め、10年連続で世界一でした。(Lin、藤井)
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