北京
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中国地理情報産業協会は28日、『中国地理情報産業発展報告2024』を発表しました。報告によると、中国の地理情報産業の2023年の生産総額は前年比4.2%増の8111億元(約16兆4500億円)に達しました。
報告はまた、2023年以降の中国のデジタル経済の急速な発展に伴い、地理情報産業技術の応用シーンもますます広がり、既に電力、交通運輸、自然資源などのインフラに組み込まれて、商業宇宙飛行、低空経済、自動運転などの融合型新業態の発展をけん引しています。
2023年6月末の時点で、中国の地理情報産業に携わる企業は22万3000社以上、従業員数は400万人を超えています。さらに、業界のイノベーション能力も絶えず強化されており、インターネット地図、精密測位、商業リモートセンシング衛星、測量機器製造などの分野で新技術や新製品が急速に開発されています。
2023年末の時点で、軌道上を飛行中の中国の民間リモートセンシング衛星は443基、商業用のリモートセンシング衛星は323基を超えています。また、中国の地理情報企業は1日に5800億回以上の位置情報サービスを提供し、スマートフォン1台当たり、1日数百回の位置情報やナビゲーションサービスを提供しています。(オウギ、坂下)
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