北京
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23/19
外交部の林剣報道官は27日の定例記者会見で、カナダ政府が26日に、中国から輸入する電気自動車に追加関税を課すなどの制限措置を講じると発表したことに対して反論しました。
林剣報道官は「商務部の報道官が既に中国側の厳正な立場を明らかにした。私が強調したいのは、カナダのこの措置は客観的事実を無視した典型的な保護主義的なやり方であり、中国とカナダの経済貿易関係を破壊し、カナダの企業と消費者の利益を損なうだけでなく、カナダのグリーントランスフォーメーションのプロセスと気候変動に対応する世界的な能力にも寄与しないということだ。中国はこれを不満とし、断固反対する」と述べました。
報道官はさらに、「補助金では産業競争力を補うことはできず、保護主義が保護するのは後進性であり、失うものは未来だ。中国の電気自動車産業は継続的な技術革新、完備した生産・サプライチェーン体系、十分な市場競争に依拠することで急速に発展している。これは比較優位性と市場法則が共に働いた結果である」と強調しました。
中国はカナダに、客観的な事実を尊重し、WTOのルールを遵守し、誤ったやり方を直ちに是正し、経済貿易問題を政治化しないよう促しました。中国は必要なあらゆる措置を講じ、中国企業の正当な権益をしっかりと守っていきます。(SUI、坂下)
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