北京
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ボアオ・アジアフォーラムの円卓会議「世界の未来:アジアの視点」が現地時間26日、タイのバンコクで開催されました。中国共産党中央政治局委員でもある王毅外交部長が書簡を送り、会議の開幕を祝いました。
今回の円卓会議はボアオ・アジアフォーラムが主催したもので、来月開催される国連未来サミット2024に呼応する形で、「アジアの視点」から世界的な課題に対応するアイデアや解決策を検討し、アジア各国が国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実行を促進することを目的としています。
ボアオ・アジアフォーラムの張軍秘書長
ボアオ・アジアフォーラムの張軍秘書長は「今回の国連未来サミットは多くの困難なミッションに直面していると言うべきものである。現在、アジア諸国は国際舞台の中心的な位置にあり、(われわれには)この肝心な時にアジアの声を上げる理由と責任があり、アジアとしての解決案も提出すべきである」と述べました。
第78回国連総会のデニス・フランシス議長は会議の開会式でビデオあいさつを行い、「会議の開催は非常にタイムリーで、国連未来サミット2024の先駆的存在であり、地域と世界の平和と繁栄促進のために重要な役割を果たしている」と評価しました。
今回の会議期間中、ボアオ・アジアフォーラムの理事長を務める潘基文(パン・ギムン)国連元事務総長は、2025年のボアオ・アジアフォーラム年次総会が来年3月25日から28日まで中国海南省ボアオで開催される予定だと宣言しました。(ミン・イヒョウ、坂下)
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