中米が北京で新たな戦略的意思疎通を開始

2024-08-27 20:54:34  CRI

 中国共産党中央政治局委員である中央外事活動委員会弁公室の王毅主任は27日、北京でサリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官と新たな戦略的意思疎通を開始しました。

 王毅主任は「中米関係は両国に関わるとともに世界に影響を与えている。過去数年間、両国関係は紆余曲折に満ちていた。習近平国家主席とバイデン大統領の戦略的リードの下、われわれはバリ島での首脳会談への回帰とサンフランシスコへの道筋を達成した。それによる経験には総括する価値があり、教訓はくみ取る必要がある。肝心なのは相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンという大きな方向性を定着させることだ」と述べました。

 王主任はさらに、「両国元首のサンフランシスコ会談での共通認識を着実に実行することは中米双方の共通の職責であり、今回の戦略的意思疎通の主要な任務でもある。双方が今後2日間にわたってこれについて深く意思疎通を図り、中米関係がサンフランシスコビジョンに向かって妨害を克服し、障害を排除し、真に安定した、健全かつ持続可能な発展の実現を推進するよう期待している」と述べました。

 サリバン氏は「今回は私にとって米国家安全保障問題担当大統領補佐官としての初めての訪中だ。バイデン大統領は米中関係を責任を持って管理し、競争が衝突に変わることを避け、共通の利益を生む分野で協力することをコミットしている。今回の戦略的意思疎通を通じて、中国と幅広い議題について効果的な対話を行い、両国元首が達成した共通認識をしっかりと実行することを期待している」と述べました。(SUI、坂下)

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