北京
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新中式茶饮(xīn zhōng shìchá yǐn)新中国式ティードリンク
【意味】
「新中式茶饮」新中国式ティードリンクというのは、近年人気の新しいタイプのドリンクです。中国の伝統文化と若者の好みを結びつけ、栄養と食感を重視していることが特徴です。
基本は茶葉をベースに、ミルクやフルーツ、ナッツ類、さらには穀物などを使って、カラフルで、オシャレかつ栄養価に富んだ様々な味わいのドリンクになっています。
中国で一番多く飲まれているお茶は緑茶です。ティードリンクにも中国緑茶の黄山毛峰(こうざんもうほう)や太平猴魁(たいへいこうかい)などもよく使われています。
有名な祁門紅茶(キームンこうちゃ)の発祥地である安徽省黄山市でも今、オシャレなティードリンクのブランドや商品が続々と登場し、人気を集めています。
変わり種としては、中国医学の病院や薬局が開発した、新中国式の薬膳ティードリンクというのもあって、こちらもかなり注目されています。
また、老舗の健康ドリンク「王老吉」はすでに世界に販路を広げているし、霸王茶姫(CHAGEE)、蜜雪氷城(MIXUE)、茶百道(ChaPanda)といった振興のティードリンクチェーンも香港やアメリカでの上場を目指しているようです。
今時の中国の若者は従来の淹(い)れ方のシンプルなお茶よりも、味が豊富で、ヘルシーかつオシャレなティードリンクのほうを好むようです。新中国式ティードリンクはまさにそんな若者の消費トレンドにぴったりで、20代や30代の若者を中心にその作り方を学ぶ人も急増しています。
最近は、ティードリンクを作る「调饮师(tiào yǐn shī)」という新しい職業も生まれました。「调饮师」になるためには、お茶に関する知識のほかに、栄養学、中医学に関する知識、食材・薬材に対する理解、そして味のセンスが求められます。
【使い方】
养生经济风口下,年轻人爱上新中式茶饮
(養生経済が過熱 若者は新中国式ティードリンクを好む)
专家称新中式茶饮助力中国茶叶消费升级
(専門家 新中国式ティードリンクは中国茶葉の消費アップを後押し)
中药房推出新中式茶饮,成今夏新晋“顶流”
(中医薬局が新中国式ティードリンクを発売 この夏トップの名物に)
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