北京
PM2.577
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外交部の林剣報道官は23日の定例記者会見で、フィリピンの船舶が仙賓礁付近の海域に侵入した問題について、「仙賓礁は中国の南沙群島の一部であると改めて強調する。フィリピン漁業水産資源局の公務船が25日、中国側の強い反対と再三の勧告を無視して、中国南沙群島の仙賓礁付近海域に意図的に侵入し、中国側の海警船に危険な方法で故意にぶち当たり、双方の船舶が衝突した責任は完全にフィリピン側にある。中国海警は国内法および国際法に基づいてフィリピン側の船舶に対して必要な措置を取り、現場での対応は専門的かつ抑制的、規範的であった。フィリピンは頻繁に海警船や公務船を派遣して仙賓礁付近の海域に侵入し、仙賓礁の礁湖に長期間滞留しているフィリピン海警船に補給を試みるなどして、長期間の居座りを図ろうとしている。フィリピンの行為は中国の主権を深刻に侵害し、『南海各方面行動宣言』に著しく違反し、南海の平和と安定を破壊するものだ。中国はフィリピンに対し、直ちに侵害行為と挑発を停止し、当該船舶を撤去するよう強く促している。中国は今後も法律に基づき、断固たる措置を講じて領土主権と海洋権益を守り、『南海各方面行動宣言』の厳正さを維持する」と述べました。(MOKU、坂下)
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