北京
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中国が独自に設計し建造した世界初の液化二酸化炭素輸送・海洋炭素回収・貯留業務船舶「北極光先鋒」が22日、大連海事局法執行船に護衛され、大連海工ふ頭から初の試験航海に出港しました。
同船は全長約130メートル、型幅21.2メートル、構造喫水8メートルで、特殊素材を加工して作られた完全加圧式C型液体貨物タンク2基を搭載し、マイナス35度の低温に耐え、総量7500立方メートルの液化二酸化炭素を輸送します。世界初の液化二酸化炭素運搬船として、中国の造船最大手である中国船舶集団傘下の大連船舶重工集団が独自に設計し、建造して完成させたもので、完全に独自の知的財産権を有しています。中国のハイエンド海洋工業設備を代表するもので、その建造レベルは国際造船分野の最前線にあります。
「北極光先鋒」液化二酸化炭素運搬船は正式に引き渡された後、欧州地域での二酸化炭素の回収と貯留に使用され、収集した二酸化炭素はノルウェー西海岸に輸送し、ふ頭で処理された後、深さ2600メートルの海底の地層に恒久的に封じ込めます。同船は陸上からの二酸化炭素排出の解決をリードする世界的なモデルとしての役割を果たします。(まげつ、坂下)
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