北京
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中国石油化工集団は23日、中国初の海上採油プラットフォーム5.5G(5G・第5世代移動通信システムの強化版)である勝利油田3号海上採油プラットフォーム5.5Gが開通したと発表しました。5.5Gの使用は、海上プラットフォームのデジタルアップグレードを技術面で支持すると同時に、5.5Gが海上をカバーする新しいモデルを提供しました。
渤海湾に位置する勝利油田センター3号プラットフォームは、勝利海上油田の生産センターでハブでもあります。今回使用が開始された5.5Gにより、採油プラットフォームの生活エリア、作業エリアなど人員や設備が集まるエリアで5Gより高速な移動通信ネットワークが構築されました。
油田のデジタルトランスフォーメーションの推進に伴い、海上プラットフォームの生産作業データ、ビデオ映像、情報集中やデータ伝送のリアルタイム高速度に対してより高い要求が出されました。5Gに比べて、5.5Gは容量、速度、遅延、測位、信頼性などの面で大幅な向上を実現することができます。勝利油田センター3号プラットフォーム5.5Gの使用は、海陸情報伝送能力と品質を大幅に増強し、海上プラットフォームの移動性、高い伝送性、リアルタイム性という業務のニーズを満たしています。
通信会社の中国聯通が現時点で運営する5Gは、すでに山東省の3345キロの海岸線を全域カバーし、海岸線から海へ向けて平均50キロ、最長100キロに達し、5Gがカバーした海域は6万4000平方キロに達しました。(藍、榊原)
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