北京
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23/19
「中国企業アフリカ投資報告2024」が23日に北京で発表されました。報告書は「中国・アフリカ投資協力によるアフリカの工業化促進」をテーマに、中国・アフリカ民間商会と国内外の著名なシンクタンク、専門家らが協力して執筆しました。報告書では、中国の対アフリカ投資はアフリカの経済成長を促進しただけでなく、アフリカの工業化を著しく推進したと指摘しています。
報告書によりますと、近年、中国のアフリカに対する経済貿易面での協力が大いに拡大し、多元化の傾向を見せているということです。従来、中国の民間企業による投資は主に製造業やインフラ、工業団地、貿易面に集中していましたが、現在では医療衛生、交通物流、電子商取引、農産物加工などの新たな分野に投資する企業が増えています。現在、中国企業は「市場指向型投資」「インフラ投資」および「新分野への投資」を通じて、アフリカの工業体系の構築に参加し、アフリカの工業化の進展と質の向上・グレードアップを推進しています。
中国は15年連続で、アフリカにとって最大の貿易相手国の地位を維持しています。中国とアフリカの2023年の貿易額は2821億ドル(約41兆2000億円)に達し、これまでの記録を2年連続で更新しました。中国とアフリカの半数近い国との貿易額は前年同期比2桁の増となり、中国とアフリカの貿易の強靭性と活力を反映しています。(藍、坂下)
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