中国初のデジタル人民元建て「一帯一路」社債発行

2024-08-22 10:24:06  CRI

 

上海証券取引所

 上海証券取引所はこのほど、福建漳龍集団の「一帯一路」社債(第1期)の発行に成功しました。同社債は専門機関投資家向けに非公開で発行されています。今期の発行規模は10億元(約204億円)、期間は10年、本体と債務履行の格付けはいずれも最上位のAAA、表面利率は2.62%。これは中国初のデジタル人民元建て「一帯一路」社債でもあるとのことです。

 また、同社債による調達資金は、主に「一帯一路」沿線国・地域との貿易業務の支援に充てるとのことです。特筆すべきは、今期の社債はデジタル人民元の形式で発行され、安全性が高く、支払い時に決済され、手数料がないなどの優位性があり、社債分野におけるデジタル通貨の応用シーンの迅速な拡大を効果的に後押しするとみられています。(雲、榊原)

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