北京
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雲南省の公安当局はこのほど、ミャンマーの地方法執行当局と国境警務法執行協力を展開し、同国北部のワ州で国境を越えたオンライン詐欺を行っていた中国籍の容疑者307人の摘発に成功しました。その中にはオンライン指名手配していた20人も含まれ、犯罪に使われた大量の携帯電話やパソコンなどを押収しました。当局によりますと、犯罪グループは、州内に潜んで暗号資産(仮想通貨)のオンライン投資プラットフォームを構築し、被害者を誘導して仮想通貨を「安く買って高く売る」方式で詐欺を行っていたとのことです。
すべての容疑者と証拠物品は雲南省孟連県の国境検問所を通じて中国側に引き渡されました。併行して、雲南省の公安当局はこの事件に関与した国内の容疑者9人を摘発し、捜査を進めています。
公安部の関係責任者によりますと、ミャンマー北部における中国関連オンライン詐欺は効果的に抑制されているものの、まぐれ当たりに期待し頑強に抵抗する犯罪者もいることから、公安当局は国際および国境での警務法執行協力をさらに強化し、詐欺グループの拠点を全面的に掃討し、法に基づき詐欺に関与した人物を摘発するとしています。(雲、柳川)
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