北京
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ニューヨーク大学プレストン・ロバート・ティッシュ・グローバルスポーツ学院のダニエル・ケリー教授はこのほど、「中国代表水泳チームだけに対する過度な検査は疑いもなくダブルスタンダードだ」と批判しました。
世界水泳連盟(WA)の7月23日の報告で、2024年1~7月にパリ五輪中国代表の水泳選手31人は1人平均21回もドーピング検査を受けたことが分かりました。
一方、米国代表の水泳選手46人は1人平均6回、英国、フランス、オーストラリア3カ国の水泳選手は同4回ドーピング検査を受けました。
また、中国代表は選手村に入村後の10日間に、およそ200回のドーピング検査を受けました。
これに対してケリー教授は、「中国代表水泳チームは同等の尊重と公平な処遇を受けられなかった。中国代表だけに対する過度な検査は、何ら合理的な理由がない」と指摘しました。(ジョウ、榊原)
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