中国8都市がIPv6データ通信量向上特別キャンペーンを展開

2024-08-22 15:31:39  CRI

 中央インターネット情報弁公室と工業情報化部はこのほど、「全国重点都市IPv6(インターネット・プロトコル・バージョン6/略称:アイピーブイ6)データ通信量向上特別キャンペーン方案」を共同で発表し、北京市、天津市、上海市、深セン市、杭州市、合肥市、無錫市、煙台市の8都市でIPv6データ通信量向上特別キャンペーンを展開しています。

 中央インターネット情報弁公室と工業情報化部は近年、先頭に立ってIPv6の規模的配置と応用を推進し、2024年7月時点で、中国のIPv6アクティブユーザー数は7億9800万人に達し、うちネットユーザーの割合は73.04%、モバイルネットワークのIPv6データ通信量の割合は64.31%、固定ネットワークのIPv6データ通信量の割合は21.34%に達しました。

 しかし、現在もインターネットの応用改造が不十分なこと、ホームネットワーク端末のIPv6使用率が高くないこと、政府と企業専用線のIPv6使用率が高くないこと、データセンターのゲートウェイのIPv6データ通信量の割合が比較的低いこと、IPv6サービスの能力と意識が不足していることなどの問題に直面しており、重点的に突破し、短所を補う必要があります。

 中央インターネット情報弁公室と工業情報化部が共同で『全国重点都市IPv6データ通信量向上特別キャンペーン方案』を印刷・配布した背景には、重点都市のIPv6発展レベルを新たな段階に引き上げ、特別キャンペーンを通じて全国のIPv6データ通信量全体の向上を促進し、全国に複製や普及可能な経験とやり方を提供する目的があるとしています。(ヒガシ、榊原)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集