北京
PM2.577
23/19
外交部の毛寧報道官は21日の定例記者会見で、「宇宙空間における軍拡競争を防止し、宇宙空間が平和的目的に利用されるよう確保することは、国際社会の長い間の共通の訴えである。中国は長年にわたり、宇宙空間における軍拡競争を防止するための実効的な措置を積極的に提唱し、関連する国際法文書についての交渉を早期に開始するよう推進し、広範な支持を得ている」と示しました。
先日、中国も成立の推進に加わった国連の「宇宙空間における軍拡競争防止」政府専門家グループが、ジュネーブで会議を開催しました。中国、ロシア、アメリカ、イギリス、フランスなど20カ国以上の政府から権限を委譲された専門家が、2週間にわたって踏み込んだ討論を行い、宇宙の安全保障分野における脅威と課題への対応について一連の勧告を提出することで合意しました。
毛報道官はこれについて、「国連の枠組みの下で到達した『軍拡競争防止』をめぐる重要な合意文書であり、宇宙における安全保障ガバナンスを世界的に推進する上で積極的な意義がある。これは宇宙空間における軍拡競争防止の必要性が既に広く認識されており、国際社会が宇宙空間の安全維持の問題について共通認識に達することができることを十分に示している。中国はこの報告書という成果を新たな出発点として、各国と手を携えて宇宙空間のグローバルガバナンスにより大きな貢献をしていきたい」と示しました。(雲、坂下)
KANKAN特集