北京
PM2.577
23/19
中国のメディアがこのほど、中国に留学したアフリカ人留学生が先進的な農業技術を学び、自国の食糧問題の解決に貢献することを志したという実話を報道しました。外交部の毛寧報道官は20日の定例記者会見で、これについてコメントを求められました。
毛報道官は、「食糧不足は長期にわたってアフリカ諸国を悩ませてきた難題だ。中国は数十年の努力を経て14億人の食糧問題を解決しており、アフリカ人民の飢餓撲滅への追求は人ごとではない。ここ数年、中国とアフリカの間では農業協力が盛んに行われており、農業専門家による技術援助や研修、先進農業技術の移転、農業園建設と、菌草(食用キノコとして利用できる大型の草本植物)やハイブリッド米などの作物栽培プロジェクトの普及は著しい成果を上げ、農業現代化の実現に向けてアフリカを後押ししている」と語りました。
毛報道官はまた、「農業協力は中国とアフリカが互いに助け合う縮図にすぎない。近年、中国とアフリカ諸国の指導者の戦略的な導きの下で、中国とアフリカのさまざまな分野での協力が全方位的に発展している。中国は15年連続でアフリカにとって最大の貿易パートナーの地位を維持しており、52のアフリカ諸国およびアフリカ連合委員会と『一帯一路』協力文書に調印した」と語りました。(ミン・イヒョウ、坂下)
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