北京
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中国は世界2位のペット市場となり、一部の都市ではより多くの「ペットフレンドリーエリア」の構築を模索しています。
上海市徐匯区濱江のドッグラン「萌寵楽園」は1200平方メートルの広さを有しています。ある土曜日の午後6時、異なる性格、品種の犬30匹近くが芝生を駆け回っていました。ピーク時には60匹ほどにもなるとのことです。
同施設にはペットの飲用水設備や汚物用ごみ箱、砂場などがあり、ペットが園内を走り回ったり、追いかけ合ったりする時、飼い主は上の廊下橋でその元気な姿を見ることができます。
同施設の運営管理責任者の呉俊さんによると、徐匯区の浜江エリアに入るいくつかの通路にはリードをつけることや大型犬に口輪を装着することなどの注意事項が掲げられており、ペット施設の建設を通じて、周辺のビジネスにも活力と経済成長をもたらしているとのことです。
データによると、中国のペット経済産業の規模は2023年に5928億元(約12兆1500億円)に達しており、2025年には8114億元(約16兆6300億円)に達する見込みで、今後ますます多くの公共の場がペットに開放されると予想されます。(閣、藤井)
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