北京
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中国最北の都市、黒竜江省の大興安嶺地区にある漠河で19日夜、住民や観光客が屋外で月見をし、美しいスーパームーンを観賞しました。
この時期はちょうど漠河の観光シーズンに当たり、多くの観光客が漠河の市街区にある最高地点の北極星広場を訪れ、スーパームーンを観賞しながら北国の町の夜景を満喫し、スマホなどでこの美しい光景を記録しました。
今年最初のスーパームーンの満月時刻は北京時間20日午前2時26分でした。今年はあと3回スーパームーンが観測できるとのことです。
天文学の専門家によりますと、月が地球を周回する軌道は完璧な円形ではなく、やや楕円(だえん)形で、月が地球に最も近づく点を「近地点」といい、月から地球までの距離は約36万キロになります。一方、月が地球から最も遠ざかる点を「遠地点」といい、約40万キロ離れます。このような月と地球の距離の変化により、人々の目に見える月の大きさも変わります。月が満月の状態で近地点を通過する時にスーパームーンが現れます。
スーパームーンは珍しい天文現象ではなく、年に1、2回、多い時には3、4回も現れます。今年は4回あり、今回のほか、9月18日、10月17日、11月16日に見られます。中でも9月18日のスーパームーンは今年最大の満月となる見込みです。(Lin、藤井)
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