北京
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北京中軸線が7月27日に『世界遺産リスト』に登録され、中国の世界遺産総数は59件となりました。北京市の「中軸線日間観光路線」が17日午前、正式に開通し、乗客は中軸線に沿った15カ所の世界文化遺産を間近で鑑賞することができます。
北京中軸線観光車両の前門乗り場
同路線にはEVの新型アンティーク路面電車が採用されており、車両の走行速度は時速30~50キロに抑えられています。車両は木を模した造りで、赤い灯籠や宮殿の壁などの装飾が施され、車両内には正陽門、永定門、鼓楼など、中軸線にある名所旧跡の紹介も掲載されています。車両の進行に合わせて、車内のガイドが北京中軸線の有名な建物の昔と現在の物語を紹介します。
同路線は天安門の南側に位置する前門から南に向けて出発し、永定門に至った後、向きを北に変えて鐘楼・鼓楼まで走る予定です。合計20台の車両が配備され、毎日10時から17時まで運行されます。運行の間隔は最大30分です。(SUI、坂下)
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